グループ会社

大倉孫兵衛の息子である日本陶器合名会社の社長であった大倉和親は、日本の工業発展のためには、輸入品は国産化すべきと考え、陶磁器製品として食器だけでなく、衛生陶器、送電用碍子、点火栓(スパークプラグ)も手がけました。また、事業の成功と発展のためには、各々の事業に専念すべきと考え、食器事業を日本陶器株式会社、衛生陶器事業を東洋陶器株式会社、送電用碍子株式会社を日本碍子株式会社、点火栓を日本特殊陶業株式会社に分離独立させました。

それぞれに特化した陶磁器製品を扱う企業を作り上げ利益を追い求めていく中で、美術的価値の高い磁器を作る事を目的に作られたのが、大倉陶園です。1919年の創業以来『色の白さ・磁器質の硬さ・肌の滑らかさ』が特出した磁器と称され、日本を代表する最高級の食器との高い評価を受けています。

六代森村市左衛門が通貨の交換レートに疑問を持ち、国家の行く末を案じて外貨の獲得を目的に事業を立ち上げ、その後良品主義に徹して事業を拡張してまいりました。これからもセラミックスの無限の可能性を追い続けます。

日本の貿易業界の草分けともいうべき「森村組」をルーツとした、森村商事株式会社、株式会社ノリタケカンパニーリミテド、TOTO株式会社、日本ガイシ株式会社、日本特殊陶業株式会社、株式会社大倉陶園の各社で世界最大のセラミック集団を構成しております。

グループの主な沿革

森村グループ企業紹介

公益財団法人 大倉和親記念財団

セラミックスに関する分野の科学技術の振興を図る目的で、大倉和親氏の志を受け継いだ繁子夫人の寄付を基金に1970年3月に設立され、以来、セラミックスの発展に貢献した研究の表彰や今後の発展に寄与する研究への助成を行っています。

公益財団法人 大倉和親記念財団

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